金正垠
日本国内、有数のぶどう生産地でもある山形県では、県産のぶどうを使ったワインの生産も盛んである。日本ワイン三大産地でもあるくらいだ。そして、ワイナリーも11ヶ所もあって、ワイナリーだけを巡る旅行をしても良い。
そのワイナリーの中で朝日町ワイナリーに行ってきた。ワイン工場の見学や日本国内のワインコンクールで受賞したワインを始め、色んなワインやぶどうジュースが思う存分飲める、試飲も出来た。ワインには弱い私はすこしずつ、一口くらいしか飲まなかったが、色んな種類のワインをあれこれ飲んでいたら、すこし酔いがまわってきた。
また、特別にワインの貯蔵庫を見れる機会もあった。貯蔵庫はまるで大きい冷蔵庫みたいに寒かった。いや、寒いというより冷えるという表現が合うかも知れない。ワインは高い温度に弱いからだそうだ。ワイン用の樽はフランス産で毎年輸入しているそうだ。樽によってワインの味が大きく違ってくるので、質の良いフランス産の樽をわざわざ輸入するのだ。
そして、ここではワインまつりやオーナー収穫祭などのイベントを開いて、ただワインの造るのではなく、ワインを愛する色んな方々との交流も図るのだそうだ。
この日は朝日町ワイナリーの総務部長である白田さんからワイナリーの案内をしてもらった。色んな観光地を行ってみると、案内をする人の中では機械的に覚えたセリフだけを言う人もいる。でも、白田さんはそうではなかった。ワインに強い情熱を持っている方だった。自分が知っている豊富な知識で朝日町ワイナリーやワインについて熱心に語る姿が私に十分伝わってきたからだ。このようにワインを愛する人達が造るワインだからこそ質の良いワインができるのではないか?
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