18

8月

2011

寒河江・「食」の旅

李怡声

寒河江市はサイズが小さいわりには観光地が多い。

 

この日は、山形の「食」を体験できて、非常に印象深かった。さらに、「食」といってもただ食べるだけではなく、作る側にも参加できたので、有意義な経験になった。

 

まずはさくらんぼ狩り。

 

私は子供の頃から果物狩りにものすごく憧れていた。山形でさくらんぼ狩りが出来ると聞いたときは、あの子供の頃の夢がやっと叶うと思い、興奮した。私の高い期待を裏切る事なく、さくらんぼ狩りは本当に楽しかった。想像を遥かに上回った多種のさくらんぼがあり、微妙な味の違いを楽しむことも出来た。

 

さくらんぼで丁度お腹がいっぱいになったところで、次はそば打ちへ向かった。

 

そば粉を使って、麺を作る段階から始めた。混ぜたり、打ったり、捏ねたりで、なかなか体力と器用さが問われるような作業だった。そば打ちの講師は国際経験をたくさん持っているような方で、英語混じりで私たちに話しかけた。伝統的な雰囲気と共に、国際的なオーラがこのそば屋に漂っていた。そばを打ちながらそんなことを考えているうちに、いつの間にかお腹もペコペコになっていた。自分の手で打ったそばは、プロの作品とは違い、太さがばらばらだった。そんなそばの感触から一生懸命そば打ちに励んだ自分の苦労と不器用さを口の中で感じることができた。その味と食感は言うまでもなく最高だった。

 

午後に向かったのが、国道112号寒河江バイパス沿いにある、有名なお土産屋のチェリーランドだった。チェリーランドのテーマパークには、面白いお土産が沢山売られていて、珍しい味のアイスクリームがそろっていた(つや姫、黒ゴマなど)。驚くことに、チェリーランドにトルコ館が設けられていて県内で唯一ケバブが食べられる場所でもあった。いかにも「山形」というような観光地にトルコが混じっていることに少し違和感も感じたが、これも国際化に向けての一歩かな、と考えると納得できた。

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